私は大のお稽古好き☆
特に日本の『道』のつく文化をとても尊敬しています。道の厳しさと、優しさに満ちた配慮と、志の高さを感じるからです。
道のつくお稽古には、あるきっかけがあり、大人になってから通い出しました。
そのきっかけは、韓国留学。
こんなに近い国でも、おもてなしの感覚の違い、常識や美意識、感情表現の差からくる誤解が多い事を知り、留学から帰り、日韓の役に立つには両国の歴史から深く理解しなくては…と思ったのです。
それから韓国の舞踊と日本の茶道、中国の書道を習うようになりました。
書道は、芦屋のとある書道会に通っています。
この会は普通の書道教室で綺麗に字を書く…という感覚ではなく、その人の個性を大切にして、毎回季節感を大切にした実用的な作品を作ります。
今月は紫式部生誕1000年を記念して
【めぐり逢いて、見しやそれともつかぬ間に、雲隠れにし、夜半の月かな】
あの有名な紫式部の句を色紙に書き、掛け軸にしました

意味は
【やっとめぐり逢えたのに、あなただったかそうじゃなかったかと、見分けもつかない間に、あなたは夜半の月のように雲に隠れてしまいましたね…】
携帯の普及などで、連絡がすぐにつくのが当たり前になり、返事が遅れたり、なかったりすると、都合お構いなしにイライラするなど、相手の身になって考えられなくなる事も多い昨今(私の人の事言えませんが

)せつなくなる句ですよね…。
昔は【同じ月を見ている】だけで幸せだったり、花の咲く頃を約束に、一年想う相手を待ち続けたり、連絡がつかない分、恋愛はとても一途でひたむきでしたよね。
信じる事でしか繋がれなかった時代。
そんな深く想う心が、百人一首などの時代の唄には出ていて、せつなさと同時に愛の在り方を考えさせられます。
私、小さい頃から百人一首が大好きなんですが、大人になってから見ると、また違った気持ちで唄を感じる事が出来ますのでオススメですよ

これを機に紫式部生誕1000年展覧会にも足を運ぼうと思っています。
次回の書道教室も楽しみです