外反母趾は、女性に多い現代病です。痛~いです。靴がはけません。歩くことが困難になります。
そんな怖い外反母趾について、四方整形外科の四方義朗先生にお話をお伺いしました。
外反母趾とは…
「外反母趾は、親指が変形し、小指の方へ曲がっている状態をいい、親指が外側に曲がっているために外反母趾と呼ばれています。進行すると亜脱臼や変形性関節症になります」と四方先生。
では、外反母趾かそうでないかの基準は何なのでしょうか?
外反母趾は、足の親指と親指の付け根にある第1中足指骨との角度で判断されるそうです。
「通常は、その角度(HV角)が20度以上を外反母趾と診断します」と四方先生。
重症になるとその角度は35度以上になり、手術が必要になるそうです。
ただ見た目では正確にはわからず、レントゲン写真で正確な角度をだして判断されます。
「本人が思うほどひどくない場合もあれば、逆に本人の思い以上に症状が重度の場合があります。やはり、レントゲン写真で判断しないといけません」
ひょっとして、私も外反母趾かも・・・
「まず、はじめに親指の付け根の内側がはれてくるのが特徴です。第1中足趾関節(MTP関節)といわれるところが、赤くはれ痛みをもってきます。滑液包炎といって靴擦れのようにぶよぶよすることもあります」。

「外反母趾の場合、多くは靴が原因です。欧米型の生活様式が進み、一日中靴を履く生活が増加しました。また美しく見せるために先が細く、かかとの高い靴を履くために、足に負担をかけているのです」とは、四方先生。
日本人は開張足といって前足部が扇のように広がった足や偏平型の足が多いようです。
みなさんは次のような症状はありませんか?
- 一日中靴を履いている
- 立ち仕事である
- かかとの高く、先が細くなっている靴をよくはく
- 歩いていると足が痛くなる
- 足裏にタコがある
- 親指、小指の横が赤くなる
こんな方は、要注意です。
「パンプスやミュールは外反母趾になりやすいのです。いわゆる、足を突っ込む形の靴は、親指と小指の横で支えています。足の一部に負担をかけています」
靴選びが、ほんとに重要なのですね。
では、どんな靴を選べばいいのでしょうか?
「靴の中でグー、パーができるもの。余裕がある程度あるものですね。また、先に1センチ程度の余裕があるものが理想的です。パンプスでは、足首に紐がついているだけでも随分違います」
いま、デパートや専門店には、シューフィッターという専門の資格を持った人が、靴選びの相談に乗ってくれますので、
利用するのもいいかも・・・。
「ぞうりとか下駄がいいんですよ。昔は、外反母趾なんていう疾患はありませんでした。本当に現代病ですね」
足体操で予防する
外反母趾にならないための予防法も伺いました。
【四方先生のおすすめ簡単予防法】
・足指関節のストレッチングが有効。
やり方は簡単。親指を外反と反対方向の内側に引っ張 る。お風呂の中が有効です。

・靴の中で、グー、パー運動をする。
これだけで、外反母趾は予防できるそうです。
そして、生活スタイルでも気をつけましょう。
・長時間靴を履いていずにデスクワークのときは履き替えるとか・・
・家にいるときは、できるだけ裸足でいる
・仕事のスタイルにあった靴を選ぶ
もちろん、痛い靴を我慢して履いてはいけません。
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取材協力: 四方整形外科 四方義朗院長
http://www.akashi.hyogo.med.or.jp/hospital/num/105.html
四方院長は、医学博士、日本整形外科学会専門医。
明石市民病院整形外科部長など歴任されました。
整形外科のエキスパートです。
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