ぼすたぬたぬの看病記録~旦那様は骨腫瘍!!~

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完全公開 ぼすたぬたぬの看病記録~旦那様は骨腫瘍!!~

  ~1月10日 いよいよ戦闘準備開始!!~

B先生指揮の下、いよいよ我が旦那様の骨腫瘍撲滅作戦開始、である。作戦は主に2つ。抗がん剤治療と根治的外科手術療法。抗がん剤は本手術の前と後に実施。

手術前に行う抗がん剤治療の目的は主に、がんのステージダウンを図る事と、『本当に抗がん剤が効くのであろうか?』と云う判定の為のもの。肉腫が小さくなれば切る範囲も小さく出来るし、抗がん剤が効いた、と云う事であれば『この患者さんのこれからのがんのの戦いは有利か不利か』がかなり見えてくる。これからの治療方針をも左右しかねないものである。

手術後の抗がん剤治療は、手術で散らばってしまったがん細胞を全身単位で叩く為、実は手でとり切れなかったがん細胞を叩く為である。主人は手術の前後4回ずつ、の作戦である。

話しは少々脱線するが、レントゲン、MRI,骨シンチ、PETなど、いわゆる映像化して診断する場合、「塊」になって映像化するのに下限があるらしい。もちろん、血液や他の検査材料においても検査の限界があるらしく、病院に入院にて『何でこんなに検査ばかり受けるんだろう?』と云うのは、この1つ1つの検査の限界をお互いの検査で補完しあう事が目的なのだそうだ。

脱線ついでに、がん細胞に『面構え』があるのを御存知だろうか?同じ『○○がん』なのに、Aさんは存命されててBさんは・・・、と云うのがあるが、実はがん細胞の
『面構え』、しいて言うなら治し易さ、治し難さがある。
人間を評価するのに、多角的に判断するのが一般的、(そうでない人もおいでになります?・・・^^)と思いたいが、がんも多角的に評価、分類されている。
1つの分類として、低・中・高分子と分かれている。
人間の生存にそんなに影響のない細胞は、高分子と、捉えて、生きてのにどうしても必要な、例えば飲み食いするのに必要な臓器の細胞は結構、低分子の軍団で構成されているらしい。がんは、正常細胞が何かの形で傷が出来、いわゆる細胞の『ミスコピー』が、ストップが効かず増殖する病気なのだが、胃や小腸、大腸など、空気に触れて(これも増殖の1因子になるそうで、やたらに細胞診断が出来ないのもこの影響らしい。)飲み食いに関係する内臓の細胞ががん化したら・・・。
治し辛い事、この上ないことになる。これが『修正しようのない、例えていうなら、コピー機が不具合を起こす程のひどいミスコピー』なんか(オフィスで働いていると、紙詰まりで、むかっ腹が立つじゃないですか!)で、がん細胞が構成されたとしたら。『修正液』たる『抗がん剤』も、手術も効かない事になってくる。

父の罹った『スキルス性胃癌』は、進行のスピードが早い事も見つかり難さもあるが、『低分子がん』と云う、細胞の『面構え』の悪さについて、この上ない代物なのだ。
それに対し、主人は、一応、高分子がん、と言われていたので、比較的、抗がん剤が効き易い、とはいうものの、骨腫瘍は進行は早いクチ、なので、やたら早くに入院『させられた』のであった。

1月10日はレントゲン下での『ポート』なる物を設置した。抗がん剤の投与、といっても現在は様々な方法があるそうで、日帰りで点滴で受ける方、飲み薬の方という方法もあるが、入院で数日、何回も投与を受ける場合は、これが一般的なのかも知れない。鎖骨の下の静脈(中心静脈、という体の太い静脈だそうです。)にカテーテル
ごと埋め込んでしまう、方法である。これだと、腕の血管の太さは関係ないし、濃い薬を投与されても血管は、そうは傷まない。(存外、腕の血管なんて脆いものなのだそうだ。)
このポート設置だけでも、『検査・治療等説明・同意書』なんていうのに、署名・捺印が必要らしく、主人と担当ドクターの署名が残っている。

抗がん剤治療の副作用と言えば、髪の毛の抜ける事。主人は、入院前、腰まであるポニーテールの所有者だったのだが。・・・入院前のとある日。
「床屋さんの予約、しておいて。頭、剃るから。」

と・・・。クリンクリンに剃ってしまったのであります。
会社の人の反応、ですか?大概はどビックリされておいでだったそうですが、お茶目さんは頭を撫ぜに来たり、中には、かなりのビビリさんで、人違いだといけない!と、声すら掛けない人も居たそうです。いと、気の毒

さて、B先生は。
「あ、もう、準備してきたの?」
患者も医者も、あっけらかんとしております。はい・・・。

12日から、いよいよ抗がん剤治療(この回はイフォマイドという薬です)。いんや、もう、地獄でございます。理由は、骨腫瘍の抗がん剤投与は、内臓系の抗がん剤より(主人の場合)3倍濃いのを使用するから、と云うのは、抗がん剤治療が終わってから知らされた事でございまして。・・・

今回はこれにて。

今回は、
財団法人  がん研究振興財団 発行
『抗がん剤治療をあんしんして受けるために
~患者さんとそのご家族の方へのてびき~』を一部、参照、参考にしてあります。この小冊子は『がん基幹医療施設及び全国がん(成人病)センター協議会』に属している病院に置いてあったりします。
ご参考になれば、患者家族として大変幸いに存じます。

 現在は抗がん剤の副作用は耳鳴りだけの様です。今は、頭を髭剃りでジョリジョリ剃ってます。そもそも猫っ毛の主人は、手入れが楽で気に入ってしまったようです。^^;

by. ぼすたぬたぬ

この男、実は『眉まで剃ろう!^o^』と、のたもうたのですが、さすがに止めました。^^;  そのうち抗がん剤すね毛が抜けてきた時、『おっ、抜けてきてるよ^o^;』と、結構飄々としてました。 貧血や耳鳴りの方が参った様ですね。

by. ぼすたぬたぬ

面構え・・知らなかった。
ツラというだけあって、顔つきを想像してしまった・・・
でも、旦那様!戦闘態勢ばっちりですね。
クリリンになって、「カメハメハー」でやっつけちゃいましょ。

by. べにこ

受け止め方、かなり病気に影響を与えますね。 分かっていても、自分にはたして出来るものなのか・・・ 旦那様、凄い!

by. angel☆

付箋有り難うございます。当人の受け止め方で治療の方針もかなり変わってきますよね。うちの父も『脱走犯』でして、レントゲンで点滴の機械が外れた事をいいことに病院の外のコンビニにマンガとおやつを買い込みに行っておったそうです。担当の先生の決まり文句は『あっ、またいない!』でした。(笑)

by. ぼすたぬたぬ


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付箋ありがとうございました。 「癌」と聞くと、本当に肉親としては、心配でたまらないでしょうね。 実は義姉の父が、以前癌になり、「あと、数ヶ月の命」と言われました。 ところが、当の本人は、病院を抜け出して、パチンコにいくなど、あまり気にかけてない… その後、抗がん剤の効果がでて、無事に退院して元気になりました。 抗がん剤が効くかどうかと、その人の性格がどうかが、分かれ目のような気がします。 落ち込むことで、活性酸素がたくさん体内で発生し、細胞を傷つけ、ミスコピーができやすくなるためでないかと、勝手に考えてます。 ご主人の性格なら、抗がん剤の効果がよりでるのでは? 治療は大変だと思いますが、よくなることを、願ってます。

by. エッグ