ブログ 「季節の彩り 心の揺らぎ」
今日の1編 「この大地に 生きる」
ハルニレのように 諸手を伸ばし
風を受けて いきいきと 生きたいな
ポプラのように 顔を上げて
青空を目指して のびのびと 生きたいな
大地にしっかりと根を伸ばし
照っても枯れても 負けない強さを
見つけていこう
深い森に埋もれるように
ひっそり咲く スズランの
気高き香りの 雄雄しさよ
霜の降りる寒さに負けじと
たおやかに咲く 玄草(げんそう)の
たくましき姿の 愛しさよ
大地は 命の揺りかご
晴れても曇っても その身をまかせ
次の命を 託していく
はい松のように 大地にしがみつき
重い雪にも 耐えようぞ
ダテカンバのように 己の姿を歪めても
強い風にも 耐えようぞ
大地は 命の源 命の還る場所
ここで生まれ ここで生き ここで尽きる
大地にはぐくまれ 次に命をつないでいく
大地に守られ 大地にいさめられ
大地に活かされ 大地にのみこまれ
正も負もない 聖も悪もない
あるがままに なすがままに
永劫の 深遠の 悠久の
時を 紡いでいくだけ
人として
罪深きこともあろう
強欲にまみれることもあろう
それでもなお この大地は
その深い懐で 熱い恩恵で
生きることを 許してくれる
生かされていることを 教えてくれる
愛しき この大地よ
2009.H21. 8.11.tue