映画化もされ、当時はかなり話題になった本なのでは?と思うのですが、一番好きな本、と言われて、思いつくのがこの本です。
全体的に流れるファンタジックなイメージが、とても好きです。
失った人を取り戻したい、と言う気持ちは、少なからず誰にでもあるものではないかと思います。そして、いつかまた失うことを怖れ、戸惑いながらの中の幸せをかみ締める主人公・巧の気持ち、そして、『事実』を知った後の妻、澪の凛とした、強さと行動力。不思議なストーリー展開ではあるけれど、『夫婦の、家族の絆』と言うものを強く感じました。映画もよかったですが、原作の市川さんの描写が鮮やかで、さすがだ、と思いました。
何度も何度も、読み返し、じん、とした感動を感じ続けている本です。